きのこわず

ポケモンクイズとかその他もろもろ。

ランターンの光のお話

一年ほど前の会誌で結果のみ採用という形になった、半ば没ネタを紹介したいと思います。

ポケモン金のランターンの図鑑を見ると
「ランターンのだす ひかりは 5000メートルの ふかさ からでも すいめんにとどくほどあかるい。」
水深200mぐらいになると太陽の光が届かないというのに、
5000mまで届くとはいったいどういうことか?
これがどれほどすごいのか計算してみました。

映画『ポケモンレンジャー蒼海の王子マナフィ』を見てみると
ランターンは頭の触手から黄色の光を放っています。
そこでランターンは波長が580nm(黄色)の単色光を出すと仮定していきます。

調べると580nm(黄色)の光は海水中を1cm進むと光の強さがおよそ99.98%になるそうです。
これがどの深さでも同じ割合で弱まっていると仮定すると
99.98%を500000乗すると、1.86×10^(-433)%になってしまうので、
深海5000mから光を放っても水面に届く光はたったの1.86×10^(-433)%である。

(…この時点で嫌な予感がします)

「すいめんにとどくほどあかるい」と書かれていたけど、
どれほど明るいのか具体的に書かれている説明文を探すと
サフアイアのポケモン図鑑では、
「よなかに ふねから くらい うみを のぞきこむと 
しんかいを およぐ ランターンの ひかりが ほしぞらのように みえる ことが あるよ」

星空のように…結構明るいですね。
満月の光で0.2ルクス(ルクス:明るさの単位)ほどらしいので
満月並みの光が水面から見えると仮定しましょう。

そうすると、ランターンのすぐそばでは
1.07×10^434ルクスになってしまうことに。
(晴れた日の直射日光でも100000ルクス程度)

…日光を直接見てはいけないといいますが、
ランターンの光は失明どころではなさそうです。

1ルクスの定義を確認すると
1ルクスは1平方メートルの壁に1ルーメン(ルーメンも光の強さの単位)の
光が当たったときの強さとのこと。
そして580nm(黄色)の光では1ワットの光で594.21ルーメンに
相当するようなので、
1平方メートルの壁に1ルクスの黄色い光をあてるためには
1÷594.21≒1.683×10^(-3)ワットに相当。

ということは、ランターンの光が半径20cmぐらいの円
(面積は0.1257平方メートルぐらい)
で浮かび上がっているとすると、
さっきのルクスも踏まえると

2.268×10^430ワットの蛍光灯になるようです。

しかも、今の計算ではランターンのエネルギーが
完全に光エネルギーに変換されたものとしているので
実際はもっと上の可能性があります。

このエネルギーのロスが熱になるとすると…
海は蒸発して干上がるかも…

とかいう以前に、
宇宙には推定10^70ジュールのエネルギーしか存在しないようなので
まず1秒も光った時点で全宇宙のエネルギーを使うことになるので
宇宙破滅の危機に瀕してしまいます。


ということで、ランターンを育てるときには光らせないように注意しましょう。

(追記:光関係の物理とかあまり詳しくないので勘違いがあればすみません。)

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太鼓3DS2が出たのでストーリーの感想&攻略的なメモ2

放置して書かないでおこうと思ったけど、なんか需要あったので後編。
5章以降を扱います。
なお、4章までの前編はこちらです。

後編もネタバレ注意なので追記にのせます。

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